記録リファレンス
プロジェクトの「記録 (証跡)」に残る出来事と、その CSV、実行記録の「エクスポート」の中身の一覧です。項目の名前は画面の表示に合わせています。記録のたどり方は記録ガイドにあります。
記録 (証跡) の一覧
実行履歴 タブ >「記録 (証跡)」に、新しい順に並びます。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 時刻 | 出来事が起きた時刻 |
| 種別 | 出来事の種類(下の表)。ツールの操作は、実行ルールと同じ操作の種別(テキスト書き込み・外部連携など)で出る |
| 実行者 | 利用者なら名前(名前が無ければメールアドレスや ID)。利用者を特定しない記録は「利用者」。メールで起動した外部の送信者は「外部の送信者([EXT])」。それ以外は「エージェント」か「システム」。期限による自動処理は「システム」 |
| チャネル | 確認の決定と、確認の依頼・確認期限超過などのメールの記録に付く。app(画面で決めた)・mail(メールの専用リンクで決めた、またはメールの送信の記録)・system(期限による自動処理) |
| 内容 | 確認依頼の題名・決定・理由・工程名など、種類ごとの要点 |
- 「種別」で絞り込めます。選べるのは、このプロジェクトの記録にある種類だけです。
- 「記録を検索」で、語で探せます。探すのは記録の元のデータ(種類の名前・理由・付いている参照の情報など)で、画面に出る実行者の名前・工程名・確認依頼の題名・種別の表示名では見つかりません。
- 「CSV出力」で CSV に出せます。CSV に反映されるのは種別の絞り込みだけで、検索語は反映されません。
記録に残る出来事
| 種別 | CSV の event_type | 何が起きたとき |
|---|---|---|
| 確認の依頼 | gate.requested | 確認依頼が作られた(確認工程に入ったとき、Agent の結果が「ルールにより実行不可」「失敗 (Agent の報告)」で確認を求める設定のとき、または「同時に実行」の工程で Agent ごとの行き先が分かれたとき) |
| 確認結果の記録 | gate.resolved | 確認依頼が決まった(内容に、人が進めた決定は「承認」、期限で進んだものは「期限による自動処理」、ほかは「差し戻し」「却下」と出る)。期限による自動処理も入る |
| 確認期限超過 | gate.overdue | 確認依頼が期限を過ぎた |
| 通知を送信待ちに登録しました | delivery.accepted | 確認の依頼・確認期限超過のメールなどを、送信の受付に渡した |
| 通知の送信完了 | delivery.acked | 通知の送信が確かめられた |
| 通知の送信失敗 | delivery.failed | 通知を送れなかった |
| 通知の送信結果未確認 | delivery.unconfirmed | 通知の送信結果を確かめられなかった |
| 実行ルールの変更 | policy.changed | 実行ルール(基本ルール・禁止操作)、確認担当者、確認方法、メールで起動の設定を変えた |
| メンバー/役割の変更 | policy.changed | メンバーを足した・外した、役割を変えた |
| ワークフロー実行の開始 | run.started | ワークフローの実行が始まった |
| レーンの合流 | run.lane_joined | ワークフローの実行で、全レーンが終わって合流した |
| 停止を要求 | stop_signal.received | 実行中の Agent が、停止の要求を受け取った |
| 本文閲覧 | forensic.viewed | 実行記録の本文を開いた。理由が残る |
| 実行記録のエクスポート | forensic.exported | 実行記録をエクスポートした。理由が残る |
| 改善案の相談 | consult.failure_requested | うまくいかなかった実行から、改善案を相談した |
| 改善案の実施 | improvement.applied | 改善案を実施した(保存した変更) |
| 完了の遅延到着 | completion.stale | 実行の結果が、その工程やワークフローの実行がもう終わったあと(中断したあとなど)に届いた |
| (操作の種別) | tool.access | Agent の操作を実行ルールで判定した。止められたときは decision が deny |
| (操作の種別) | tool.invoked | Agent がツールを呼び出そうとした |
| (操作の種別) | tool.effect | ツールの呼び出しの結果 |
| (操作の種別) | a2a.invoked | Agent が他の Agent に依頼しようとした(依頼したことの記録で、うまくいったことは表さない) |
- 「実行ルールの変更」として残るのは、上の 4 つの設定の変更だけです。 工程・Agent・時間トリガー・連携先などの設定の変更は、ここには残りません。ただし、実行記録から改善案を実施したときは、保存した変更ごとに「改善案の実施」が残ります。
- 通知の宛先のメールアドレスは残りません。
記録 (証跡) の CSV
「CSV出力」で、いま選んでいる種別の記録を、新しい順に 5000 件まで出力します(件数は設定値リファレンス)。上限で切れたときは、画面に「新しい順に◯件を出力しました(全◯件)」と出ます。
| 列 | 内容 |
|---|---|
occurred_at | 時刻(UTC) |
event_type | 出来事の種類(上の表の event_type) |
actor | 利用者なら名前(名前が無ければメールアドレスや ID)。それ以外は、記録した仕組みの名前か、実行者の区分 |
decision | 決定や判定の値(確認の決定なら proceed=承認、send_back=差し戻し、reject=却下) |
reason | 理由。本文閲覧と実行記録のエクスポートでは、入力した理由の文 |
step | 工程名 |
workitem | 確認依頼の題名 |
run_id | ワークフローの実行の ID |
root_execution_id | 実行の ID |
metadata | 記録に付いた参照の情報(JSON) |
- 画面の一覧に出ない種類の行も入ることがあります。 画面は、表示の語が決まっている種類だけを並べます。CSV には、ガードレールで止められた
guardrail.blocked、制限時間で打ち切られたkill_switch.triggeredなど、実行の中の出来事も入ります。 - ツールの操作は、
event_typeの名前のまま出ます。 画面のような操作の種別の語にはなりません。
実行記録のエクスポート
実行記録の「エクスポート」は、開いている実行記録の実行と、それにかかわる記録を JSON のファイルに出力します(ワークフローでは、同じ実行の流れと工程の行も入ります)。理由の入力が必要で、記録 (証跡) に「実行記録のエクスポート」として残ります。
| 入るもの | 入らないもの |
|---|---|
| 実行の状態・結果・理由・時刻・やり直しの回数 | Agent とのやりとりの本文 |
| そのとき効いていた実行ルール(基本ルールと版)と、使ったモデルの名前 | 終了時の報告のコメント |
| ツールの呼び出しや外部サービスの呼び出しの件数、終了時の報告の、完遂したかどうかと分類 | ツールに渡した値や、書き込んだ本文 |
| 記録 (証跡) の行(種類・実行者・決定・理由のコード・参照の ID) | 確認依頼の題名や、決定の理由の文 |
| 記録ごとの検証用のハッシュ値と、出力した記録全体のハッシュ値 | 作ったファイルや受け取ったファイルの情報(名前・置き場所・大きさなど) |
| ワークフローの実行の流れ(工程の並び・同時に実行・レーン・分岐と合流・行き先の参照)と、工程ごとの行(配置・レーン・回・状態・理由・時刻)、レーンごとの状態 | 工程名・説明・指示・レーン名・行き先の表示名 |
| その実行から作られた確認依頼(状態・決定・決めた人・選んだ行き先と差し戻し先の参照) | (上の「確認依頼の題名や、決定の理由の文」と同じ) |
記録 (証跡) の「CSV出力」とは別のものです。 CSV は理由の入力が要らず、プロジェクトの記録を一覧で出します。