サイクル
小さなサイクルを 1 つ作り、Agent が決めた周期で巡回するのを確かめて、止めるまでの手順です。
この例は、巡回の動きを確かめるための簡単なものです。 実際にサイクルが向くのは、届いた依頼を受け取って一次対応する、決まった間隔で状態を点検して異常があれば知らせる、といった、対象を拾って処理し続ける仕事です(2 つの型・サイクルで段階をつなぐとき)。
はじめに
プロジェクトを作ると、サイクルには 2 つの工程が最初から用意されます。このクイックスタートでは、そのあとに工程を 1 つ足して、3 つの工程に Agent を 1 つずつ置きます。
| 工程 | 置く Agent | その Agent がやること |
|---|---|---|
| ステップ 1 | ひとこと担当 | 仕事の進め方のヒントを 1 つ書く |
| ステップ 2 | 用語担当 | ビジネス用語を 1 つ選んで説明する |
| 英語のひとこと(自分で足す) | 英語担当 | 仕事で使える英語の表現を 1 つ選んで説明する |
外部サービスにはつなぎません。連携先の追加は要りません。
パソコンの画面で、ブラウザーの幅を広くして進めてください。 この手順は、編集画面が左・中央・右の 3 つに分かれて並ぶ幅で書いています。幅が狭いと並びが変わり、スマートフォンほどの幅では、この手順で使うボタンの一部が出ません。
Step 1: プロジェクトを作る
- 左の「プロジェクト」を開き、上部の「プロジェクト」を選んで「新規プロジェクト」を押します
- 「どのように作りますか」で「自分で作る」を選び、種別は「サイクル」のままにします。初めから選ばれています
- 名前を入れて「作成」を押します
作成すると、そのまま編集画面が開きます。左に「編集ツール」と一覧、中央に工程の図(「編集キャンバス」)、右に選んだものの設定(「プロパティ」)が並びます。
作っただけでは何も動きません。 動くのは、巡回の周期を決めて反映したあとです。
Step 2: Agent を 3 つ作る
- 左の「編集ツール」で「Agent追加」>「新しい Agent」を選びます
- 「Agent を作る」で名前とゴール (指示) を入れ、「保存」を押します
- 残りの 2 つも同じように作ります
入力が必要なのは、名前とゴール (指示) の 2 つだけです。たとえば次のように書きます。
| 名前 | ゴール (指示) |
|---|---|
| ひとこと担当 | 社内向けに、仕事の進め方のヒントを 1 つ、100 字程度で書く。文面を返すだけにする |
| 用語担当 | 社内でよく使うビジネス用語を 1 つ選び、新人向けに 100 字程度で説明する。文面を返すだけにする |
| 英語担当 | 仕事で使える短い英語の表現を 1 つ選び、意味と使う場面を 100 字程度で説明する。文面を返すだけにする |
Schedule や Claw ですでに使っている指示があれば、「Agent追加」>「Schedule / Claw から作る」でも Agent にできます。複製されるのは内容だけで、時刻などのトリガーは引き継がれません。
Step 3: 工程を 1 つ足す
- 左の「編集ツール」で「工程追加」を押します。いちばん後ろに「新しい工程」が加わり、右にその設定が出ます
- 右の「工程の設定」>「名前」に、「英語のひとこと」と入れます
工程の名前は、実行履歴で工程を見分けるのに使われます。
Step 4: 工程に Agent を置く
- 中央の図で「ステップ 1」を選びます
- 右の「工程の設定」>「Agentを追加」で、「ひとこと担当」を選びます
- 同じようにして、「ステップ 2」に「用語担当」を、「英語のひとこと」に「英語担当」を置きます
サイクルでは、工程の間で出力は渡りません。 工程に置いた Agent(配置)は、ほかの配置を待たずに、それぞれ自分の周期で動きます。
Step 5: 巡回の周期を決める
- 中央の図で、「ステップ 1」に置いた「ひとこと担当」を選びます
- 右の「工程のAgent」>「起動条件」>「巡回の周期」で、「巡回を有効にする」をオンにします。「周期」の 15 分ごとになります
- 「用語担当」と「英語担当」も同じようにします
周期は、工程に置いた Agent(配置)ごとに決めます。ここでは、どれも 15 分ごとのままにします。周期を決めていない配置があると、反映できません。
Step 6: 検証して反映する
- 編集画面の上部の「設定を検証」を押し、3 つの工程がどれも「設定 OK」で、巡回が「稼働中3件/停止0件/未設定0件」になっていることを確かめて閉じます
- 「変更を反映」を押し、「反映する変更の確認」で「反映する」を押します
反映するまで、工程と周期の変更はプロジェクトに入りません。 それまでは下書きとして、このブラウザーに一時保存されています。直す点が残っていると反映できません。
Step 7: 最初の巡回を待つ
- 「プロジェクトに戻る」でプロジェクトの画面に戻ります
サイクルには「今すぐ実行」がありません。 巡回は周期に合わせて始まります。15 分ごとにしたなら、反映してから 15 分ほどのうちに最初の巡回が始まります。Agent が動き始めるまで、さらに数分かかることがあります。
Step 8: 結果を見る
- 「実行履歴」タブを開きます。「起動」の列に「巡回」と出る行が、Agent ごとに並びます。「結果」が「実行中」の間は、まだ動いています。一覧は自動で更新されるので、「実行中」でなくなるまで待ちます
- 見たい行の実行日時を選ぶと、その実行の実行記録が開きます。「実行したこと」で、Agent の出力を確かめます
- 「概要」タブの「エージェントの動き」では、置いた Agent ごとに、直近 24 時間の巡回が並びます
巡回のたびに、実行履歴の行が増えていきます。 それらをまとめた「1 件」はありません。
実行記録の結果の「完了」は、Agent が「完遂できなかった」と報告せず、最後の結果でもそう示さなかったという意味です。 文面が意図どおりかは、出力を見て確かめてください。
Step 9: 止める
- プロジェクトの画面の上部で「一時停止する」を押し、「プロジェクトを一時停止」で「一時停止する」を押します
止めるまで、巡回は 15 分ごとに続きます。 一時停止すると、新しい巡回は始まりません。すでに始まっている巡回は、そのまま残ります。もう一度動かすときは「再開する」を押します。
次に読むもの
- 起動ガイド — 巡回の周期の決め方と、Agent ごとの止め方
- 設計ガイド — サイクルで Agent をどう分けるか
- サイクルとワークフロー — 2 つの型の違い
- 記録ガイド — 実行記録と指標の読み方