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連携ガイド

Agent が外部のサービスに手を届かせるための設定と、出来事を人に知らせるための設定を扱います。

Agent に何を持たせるかは設計ガイド、どの操作まで許すかは実行ルールガイドで扱います。

画面上の場所がある節では、そこで決めたことをどこで設定・確認するかを終わりに書いてあります。

連携先は、このプロジェクトがつなぐ先​

Agent は、ゴールに書くだけでは、認証が要る外部サービスに手が届きません。 そのサービスを連携先として追加し、認証しておく必要があります。

連携先には 2 種類あります。 外部サービスと、エージェント連携です。追加のしかたと認証は同じで、どちらも基本ルールでは止まりません。止めたいときは禁止操作として名指ししますが、指定の仕方が種別で違います(実行ルールガイド)。

認証はプロジェクトに紐づきます。 設定画面にある個人の接続とは別に保存されます。あなたが個人で認証していても、プロジェクトの連携先として認証し直します。

追加も認証も、オーナーだけが行えます。 メンバーは変更できません(誰が何を決められるか)。

連携先から外すときは確認が出ます。 外すと、このプロジェクトの Agent はその連携先を使えなくなります。接続(認証)は解除されません。

候補を増やすことはできません。 選べるのは用意された候補の中からだけです。使いたいサービスが候補に無いときは、システム管理者に相談してください。

認証のしかたはサービスによって 2 通りあります。画面の案内に従って認証するものと、トークンを入力するものです。

認証状態は画面で確認できます。「認証済み」「再認証が必要」「未接続」が並ぶので、動かす前に「再認証が必要」が残っていないかを見てください。「状態を取得できませんでした」と出ることもあります。 これは未接続とは違い、状態が分からないだけなので、時間をおいて見直してください。

「認証済み」は、これからの実行が成功することの保証ではありません。 実行時の権限は、そのときに確かめられます。いつ使われたかは、認証状態とは別の欄(利用実績)に出ます。

画面上の場所 設定 タブ >「連携先」>「連携先を追加」。認証と状態も同じ場所で確認します

台帳として使う​

サイクルで段階をつなぐには、共通の記録先が必要です(設計ガイド)。その記録先として使う連携先に、「台帳として使う」を付けます。

複数の連携先に付けられます。

ただし、付けただけでは何も起きません。 これは目印で、次のことは起きません。

  • 読み書きは始まりません。 何をどう読み書きするかは、各 Agent のゴール(指示)に書きます
  • 権限は増えません。 付けても、認証で許された範囲を超えて操作できるようになることはありません
  • 重複や競合は防がれません。 同じ対象を複数の Agent が同時に扱わないようにするのは、目印の付け替えと各 Agent のゴールで表します(設計ガイド)

付ける意味は、チームの中で「ここを共通の記録先にする」と決めたことを示すところにあります。 Agent のゴールを書く人が、どこを読み書きすればよいか分かる状態にするための指定です。

画面上の場所 設定 タブ >「連携先」> 対象の連携先 >「台帳」の切り替え

確認の通知は、担当者へ自動で届く​

確認の依頼と、確認期限超過の知らせは、設定しなくても確認担当者へ届きます。 製品の中の通知と、担当者ごとの専用リンクが付いたメールの両方です。止めたいときは、出来事ごとにオフにします(次の節)。担当者の決め方は確認ガイドで扱います。

この 2 つはワークフローで起きるものです。 サイクルには確認工程を置けないため、サイクルだけのプロジェクトでは届きません(確認ガイド)。

期限超過の知らせが届くのは、「通知して待ち続ける」を選んだときです。 期限後に自動で進める・差し戻す・却下する設定では、処理が成り立てば知らせずに済みます(確認ガイド)。

届いた通知から、確認の画面へ進めます。 製品の中の通知も、担当者へのメールのリンクも、左の「確認依頼」の該当する依頼を開きます。そこで決めます(確認ガイド)。

担当者へのメールの専用リンクが、決めるときにも有効なら、メール経由として記録されます。 リンクの期限が切れていても、確認担当者に指定されていれば、画面からそのまま決められます。 ただしその決定はメール経由にはなりません。

環境によっては、メールが送られないことがあります。 メールの配送が設定されていない環境です。その場合は、確認依頼の履歴に「通知を送信できませんでした」と残ります(後の節)。

画面上の場所 左の「確認依頼」> 対象を選ぶ。届いた通知やメールのリンクからも、同じ画面が開きます

通知を止める​

通知は、出来事ごとにオン・オフを切り替えられます。 出来事は確認の依頼と確認期限超過の 2 つで、どちらも既定はオンです。実行の開始や完了、失敗を知らせることはできません。

オフにすると、製品の中の通知もメールも送られません。 製品の中だけ、メールだけ、という切り替えはありません。確認期限超過をオフにすると、期限超過時の連絡先にも届きません。

送り先を足すことはできません。 届くのは確認担当者と、期限超過のときの連絡先だけです。担当者以外のアドレスを加える設定はありません。

切り替えはオーナーだけが行えます。 この欄はワークフローにだけ出ます。

画面上の場所 設定 タブ >「トリガーと通知」>「通知」>「確認の依頼」「確認期限超過」の切り替え

送れたかどうかを確かめる​

確認の知らせのメールを送ろうとした結果は、その確認依頼の履歴に残ります。 ただし相手に届いたことの確認ではありません。 主に残るのは「通知を送信待ちに登録しました」「通知を送信しました」「通知を送信できませんでした」です。

宛先が分からない、受け取らない設定になっている——といった理由で送れなかった場合も、ここに残ります。 届かないときはまずこれを見てください。

画面上の場所 左の「確認依頼」> 対象を選ぶ >「履歴」

コピーしたときの連携先​

連携先の一覧は引き継がれますが、接続(認証)は引き継がれません。 ほかのプロジェクトからコピーした場合、コピーしたプロジェクトで接続し直します。画面にもそう表示されます。

認証が権限を伴うためです。 コピーした人が、元のプロジェクトの認証をそのまま使えてしまうと困るので、引き継がれません。

「台帳」の指定も引き継がれます。

通知のオン・オフも引き継がれません。 コピーしたプロジェクトでは、確認の依頼も確認期限超過もオンで始まります。オフにしていたものは設定し直してください。

取り違えやすいところ​

ここまでの節をまたいで、区別しておく点をまとめます。

  • 「台帳として使う」を付けたら読み書きが始まると思う。 目印だけです。 何をどう読み書きするかは各 Agent のゴールに書きます。権限も増えません
  • 通知を設定すれば何でも届くと思う。 知らせられるのは「確認の依頼」と「確認期限超過」の 2 つだけです。実行の開始や完了、失敗は知らせられません
  • 担当者以外のアドレスにも送れると思う。 確認の依頼と確認期限超過は、設定しなくても担当者へ届きます。 一方で、送り先を足す設定はありません。できるのは出来事ごとのオン・オフだけです
  • 記録に「通知を送信しました」と出れば相手に届いたと思う。 届いたことの確認ではありません。 送ろうとした結果が残るだけです
  • 個人の接続をそのまま使えると思う。 プロジェクトの連携先は、個人の接続とは別に認証します
  • 使いたいサービスを自分で足せると思う。 候補は増やせません。 用意された中から選びます

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