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案件ガイド

マーケットプレイス版では、登録 Agent を置いたワークフローの実行 1 件を案件と呼びます。案件ごとに設定と成果物を版で持ち、確認工程ではその版を見て判断します。SaaS 版には無い仕組みです。

案件を始める​

登録 Agent を置いたワークフローでは、プロジェクトの画面の上部のボタンが「今すぐ実行」ではなく「案件を開始」になります。押すと、案件を始めるための画面が開きます。

  1. 配置ごとに、設定値・接続先・指示ファイルを入れます。空欄の設定値は「標準のまま」と示された値で動きます
  2. 必要なら「高度な設定」を開き、「Agent に渡る環境変数」と、設定値から作られる設定ファイルを確かめます。環境変数は設定値から決まり、Secret の値やコンテナの設定は含みません
  3. 「開始する」を押します。最初の工程の Agent が起動します

画面から入れられない必須入力が残っていると、始められません(「この画面から入れられない必須入力があります」)。必須の入力ファイルが、工程の設定の「入力ファイルの受け渡し」でつながっていないときに出ます。先行する工程の出力をつないでください。

案件を始められるのはオーナーだけです。同時に進められる案件は、実行中と確認待ちを合わせて 3 件までです。

外部 API と時間トリガーからも案件を始められます。ただし、その始め方では設定値を渡せません。 契約の標準値と工程の設定だけで動きます(起動ガイド)。

案件の画面​

案件の画面は、ワークフロー履歴の行の「案件の詳細」、実行記録の「案件の詳細」、確認依頼の「案件を開く」から開きます。タブは 3 つです。

タブ見るもの
進行工程ごとの Agent・試行の回数・起動の状態。確認待ちのときは、その確認の状態
設定・ファイル案件の設定の版と、成果物とファイル
記録この案件の監査の記録。工程ごとの実行記録は、実行履歴から開きます

起動の状態​

表示意味
起動待ち起動の順番を待っている
起動中実行基盤へ起動を依頼している
起動済み実行基盤が起動を受け付けた(Agent が動き始めたとは限りません)
起動失敗起動できなかった。理由が添えられます。案件はそこで失敗として終わります
取消済み案件の中断で、起動しなかった、または起動した工程に停止を伝えた

設定の版​

案件の設定(配置ごとの設定値・接続先・指示ファイル)は、版として残ります。「設定 版 3」のように番号が付き、誰がいつ変えたかが出ます。

  • 設定を変えられるのは確認待ちのときだけです。 実行中は「実行中は設定を変更できません。次の確認待ちで変更できます」と出ます。終わった案件の設定は変えられません
  • 「設定を編集」で変え、「新しい版として保存」を押すと、新しい版になります。保存すると、開いている確認の内容も新しい版に置き換わります
  • 「版の履歴」で前の版を見られます。編集できるのは最新の版だけです。 過去の版は読み取り専用で、そのときの確認は、その版に対して行われたものです
  • 「Agent の標準との差分」で、契約の標準値から変えた項目だけを確かめられます

ほかの人が先に設定を保存していたときは、「他の人が設定を更新しました」と出て、最新の内容が読み込まれます。

成果物とファイル​

「成果物とファイル」には、Agent の出力と、人が編集した版が並びます。

  • Agent の出力を開いて「編集して新しい版にする」を押すと、内容を直して「版を保存」できます。編集できるのは、テキストで 1 MiB までです
  • 保存した版には「人の編集」と、編集元の版が付きます
  • 次の工程に渡すのは「次の工程に渡す版」です。 編集元の版を渡すことになっていたときは、保存した新しい版に切り替わります。そうでないときは「次の工程に渡す版は元のままです」と出るので、渡したい版を案件の設定で選びます
  • 成果物を編集できるのも、確認待ちのときだけです

成果物の大きさは、1 ファイル 20 MiB まで、1 回の実行で合計 100 MiB・100 ファイルまでです。

設定と成果物の編集はオーナーだけができます。確認担当者に指名されていても、オーナーでなければ編集できません。 メンバーは案件を見られます。

確認待ちで直してから進める​

確認工程で止まった案件は、次のように直してから進められます。

  1. 確認依頼を開き、「確認内容の版」と「次に実行する Agent」、成果物を確かめます
  2. 直したいところがあれば、オーナーが案件の画面で設定や成果物を新しい版にします。確認の内容も新しい版に置き換わります
  3. 確認担当者が、次の工程へ進める・差し戻す・却下するを決めます

確認の決め方は確認ガイドにあります。

案件を中断する​

案件の画面の「案件を中断する」で止めます。オーナーだけが使えます。

  • まだ起動していない工程は起動されません
  • 開いている確認依頼は取り消されます
  • 実行中の Agent には停止を伝えます。実行中の工程の停止が記録されると「中断」になります。 それまでは「中断を要求済み」と出ます